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月に一度の文字並べ

人間との関係について

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人間という言い方が、なかなかに興味深いなと思ったテーマ。

他人ではなく、人間。

人間よりは動物の方が好きな私にとっては、難しいテーマになりそうだと、つい筆を置きがちになり、放置してしまっていた。

 

人間の定義を考えたときに、私は理性の有無だと思っている。

本能のままに動き回る動物たちと違い、人間には感情や本能を滑らかに操縦するべく、理性が備わっている。そして、理性を保つために、日々、様々なことを思考している。

 

人間関係の難しさについて考えてみると、恐らく、理性的であるか否か、ということに行き着く。

 

感情的であったり、喜怒哀楽の激しい人は人間らしいという人もいるだろうが、先述した定義に則ると、真逆にいる気がしてしまう。

感情をコントロールできず、人に当たり散らしたり、人目も憚らず泣いてしまったり、静かな電車内で大口を開けて笑ってしまう。

そんな人は少し理性に欠けるのでは、とふと思った。

 

非感情的や理性的な人にとって、野原を駆け回る犬の如く、ころころと感情が変わる人は苦手意識を持つ気がする。(現に、私がそうであるように。)

理性的に、思考的に、物事を順序立てて捉え、感情論だけでない知見を持つ人は、きっと冷静で俯瞰的で、人間らしく見える。

 

結局のところ、相性、ということでもあるのだけれど、人間には理性という生物界では類い稀なる才能が備わっているのだから、それとなく、上手く使えたらいいのにな、と思う。

 

人間関係でうまく行かないと嘆く人も、俯瞰かつ理性的に関係性を眺めてみれば、きっとシンプルな事に気付く気がする。

何が言いたいかわからなくなってしまったのは、きっと疲労と満月のせい。

 

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