何かに依存する事が苦手だ。
依存は、信用から生まれる。
信用は、あっという間に崩れ落ちる。
何もかもを捨てて、
モノや人や事象に寄りかかる事。
唯一の依存対象が、憎悪だとしたら、
憎悪を信用していることになるのだろうか。
憎悪することも、嫌悪することにも疲れてしまった身体は、何を頼りに生きればいいのだろうか。
何かに期待することを諦めた。
誰かに期待することを諦めた。
だから、期待しないで欲しい。
期待など、不毛だ。
しかし、少なからず傷付いている精神は、きっと何かに期待を寄せていたのだろう。
何に裏切られたのかも分からず、何を考えれば良いかも分からない。
ただ、絶えず、呼吸だけが続いている。